私は1日のマンツーマン授業の割合、学校自体がTOEICの試験センターであること、ロケーション、費用を考慮してこの学校を選択しました。合計でESL2を3ヶ月、TOEICを1ヶ月とりました。
ESLではフィリピン人の先生と1:1の授業が1日3コマ、1:4の授業が1コマ、スペシャルクラスが2コマ(出席義務はなし)という時間割です。1:1のクラスではテキストを使ってリーディング、リスニング、ライティングの授業はもちろん、一コマまるまるスピーキングの練習も可能です。自分の希望に沿って授業をカスタマイズできるのもこの学校の魅力ではないかと思います。1:4のディスカッションクラスでは韓国、台湾、中国と主にアジア圏になりますが、他国籍の方と知り合いたくさんの友達ができました。
全体的に先生1人に対する生徒の数が少なく、先生が生徒一人一人にフォーカスして指導してくださることがこの学校の魅力の1つであり、最大の特徴です。自分自身、入校当初と今とを比べると差は歴然。英語を通しての生活に慣れることができました。この学校の生徒の大半は卒業後、オーストラリアやカナダにワーキングホリデーや学生ビザで行く方が多く、英語のファウンデーションを築くには最適な場所ではないかと思います。
また、TOEICコースでは主に問題を解き点数を上げることにフォーカスするので短期間で得点アップを狙うことが可能です。毎日の授業内でリーディングとリスニングの演習を行いますのでESLと比べるとスピーキングの量は減るものの、その分の時間を演習に割り当てます。このコースの先生方はどの方もTOEICのスペシャリスト達ですので先生が与える情報は有益なものが多いですし、まずついていって間違いはありません。毎日授業が終わった後はヘトヘトでしたが大量の演習の中で自分の弱点がはっきりし、そこを徹底的に自習で補うことにより1ヶ月で200点点数を伸ばしました。また、毎週土曜に行われる模擬試験も無料で受けられますので試験にも幾分か慣れることができ、本番にむけてのタイムマネジメントもバッチリ対策することができました。
生活面では、寮が授業を行う階の真上にありますので通学時間はたったの30秒です。朝昼夜三食の食事は1階のダイニングですませることができ経費も節約できます。洗濯は男女ともに週3日、それぞれ曜日が決まっていて受付カウンターに持って行けばOKのデポジット制度デポジット翌々日日受け取ることが可能です。部屋は週一回ハウスキーピングを依頼でき、自分たちで掃除する手間が省けます。部屋はどの部屋もエアコン、冷蔵庫、シャワートイレットルーム付きで非常に居心地がよく、お好みで1-4人部屋の中から選択できます。私は4人部屋を選択し、3ヶ月ほどは3人の韓国人に囲まれながら英語で生活していました。最上階には十分な机の数を備えた自習室があり、だいたい夜の12時ごろまでたくさんの生徒が勉強していますので自分も負けじという気持ちになり、勉強に集中した生活を送ることができました。
もちろん勉強で缶詰状態の毎日は決して楽ではありませんが、週末はどこかの島にお出かけに行ったりとリフレッシュもできます。フィリピンは約7000以上の島から構成される島国ですので、日本で見たこともないような綺麗なビーチをリーズナブルなプライスで堪能できることもフィリピン留学の魅力の1つ。生活面、勉強面でもお勧めできる学校なのではないでしょうか。
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